抜けた歯を取り戻して、健康な歯を手に入れよう

レントゲン 年を経てからも食べたり、おしゃべりしたりする楽しみに満足感を得たいというのは、多くの人々の願いです。そのために健康な歯を維持し続けたいものですが、加齢や歯の機能低下など自分の歯には、限界があります。
何らかの要因で欠損してしまった歯を現代の歯科医療で補うのが「インプラント」です。インプラントは、健康な歯を傷つけることなく、失った歯に人工的な歯根を固定する技術で、入れ歯のように固定感やかみ心地に不安を残すことなく、健康な歯を犠牲にせずに、本物の歯のようにあごの骨から人工歯を加える構造です。限りなく自分の歯のように自然なかみ心地や食べ物の感覚を取り戻すことができ、年齢を重ねてもいつまでも快適な歯で人生の楽しみを高めることができます。

はじめてのインプラント

インプラントの基本構造

痛くないインプラント手術

あごの骨を削ったり、ネジを入れたりするインプラント手術は、痛みが強いと思われますが、骨は痛みをあまり感じないのでそれほど痛くはありません。麻酔が切れることを想定して、早めに痛み止め薬を服用します。歯茎が少し、はれることはありますが、2日以降は痛みが止まることがほとんどです。
妊娠中や糖尿病など持病がある人の場合は、インプラントができない場合があるので、ご相談ください。

  メリット デメリット
義歯(入れ歯) 保険が適用されるものもあり、比較的簡単に治療できる。
金属の爪が掛かる場所だけ削るだけで治療できる。
外科処置ができない人にも治療できる。
かみ心地が悪く、固い食べ物に苦労することもある。
発音がうまくできず、見た目にも影響する場合がある。
手入れが毎日必要で、隣の歯が虫歯になりやすい。
ブリッジ 治療時間があまりかからず、保険対象治療は低額で済む。
ある程度の費用をかければ、見た目の仕上がりも良くなる。
ブリッジを固定するために健康な歯まで、多めに削ることがある。
歯間が磨きづらいために、歯周病が進みやすい。
歯の抜けた部分の骨が、次第にやせていくことがある。
発音に問題が生じることがある。
インプラント 自分の歯と同じような感覚でかむことができ、食べ物の味や間食がよく分かる。
人工の歯が骨となじみ、見た目がきれいで、自分の歯とほとんど同じように仕上がる。
周囲の歯を傷つけず、残りの歯を保護することができる。
インプラントがあごの骨に力を加えるので、あごの骨がやせるのを防ぐ。
保険が利かないので治療費が高額になりやすい。
歯を抜くのと同程度の手術が必要。
骨とインプラントの結合までの時間や治療期間が長い。